ふだんのくらしをささえるしごと 田中 愛さん(スカイ・アンドロメダ)
このコーナーでは、福祉を学ぶ学生の方、福祉の仕事に関心のある方に向けて、大阪市内の社会福祉施設で働く若手職員の声を、Q&A形式でお届けします。
スカイ・アンドロメダ 田中 愛(たなか めぐみ)さん
・就労移行支援事業所B型 生活支援員
・勤務年数:4年目(令和4年11月時点)
Q1 今の仕事に就いたきっかけをおしえてください。
転職先を探していた時にスカイ・ラヴでボランティアを体験することがあり、職場の雰囲気が良かったことと福祉の仕事を間近で感じて興味を持ったことがきっかけです。
Q2 担当している施設での仕事は、誰を対象とした、どんな仕事ですか?
障がいのある方の就労支援を主に、ご利用者様それぞれの個別の目標に沿った支援をおこなっています。個別の目標に沿った支援では、適切な話し方の訓練、気持ちを伝える練習、時間管理のための環境調整、内職時間を増やすための目標立て、ミシンの訓練、お掃除の訓練など、その方が希望される内容をいろいろとおこなってます。
朝礼のようす
Q3 仕事をしている中で感じる「やりがい」や「魅力」をおしえてください。
ご利用者様が新しく出来たことや好きなものを見つけたことに喜びを感じているようすを間近で見られることが魅力的だと感じます。私自身も今の仕事で新しい体験ができることも楽しいです。ご利用者様が主役で、私たちは寄り添って支援するのだということにもやりがいを感じます。
Q4 仕事をしていて大変だったこと、苦労したことはありますか?
働きはじめの福祉の知識もなく何もわからない時が不安で大変でした。どの職場も同じことだと思いますが、上司に教えてもらいながら学びました。研修に参加したり、本を読んだりと知識を入れるように努力しました。
Q5 今の施設で働いてよかったことを教えてください。
ご利用者様や保護者様が喜びを感じているようすを見ると働いていてよかったと思います。ご利用者様が新しくできることが増えた時、特に就職をされた時には毎回感動しています。
利用者の作品
Q6 最後に福祉を学ぶ学生や、福祉の仕事に関心がある方に向けてメッセージをお願いします。
福祉のサポートを求めてる方は多くいます。勉強など大変かと思いますが、やりがいのある仕事だと思います。
──ありがとうございました!
● 田中さんが働く「スカイ・アンドロメダ」(NPO法人スカイ・ラヴ)のホームページはこちらから
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● 福祉を学ぶ学生の方、福祉の仕事に関心がある方で、記事をご覧になって「こんな施設に見学に行ってみたい」「実際に職員の話を聞いてみたい」と思われた方は、大阪市社会事業施設協議会HPのお問合せフォームまで。事務局を担当する大阪市社会福祉協議会の職員が、あなたの思いをお聞きし、施設・団体等におつなぎします。
● この記事は、広報誌「大阪の社会福祉」と大阪市社会事業施設協議会HPの連動企画として、「福祉を学ぶ学生のための施設職職員との懇談会」(令和4年11月)に出席した若手職員の声をお届けしています。企画概要や他の職員の記事はこちらから。
※本記事の記載内容は令和5年2月時点の情報を基本としていますのでご了承ください。